ジャンル・エリア ： まちおこし | イベント | 甲信越　 2022年11月02日

謎が書かれた「宝の地図」を手に「安曇野ｄｅ宝探し」の参加を呼びかける担当者＝安曇野市役所で

　地図を手に、謎を解きながら安曇野を巡り、宝箱を探す−童心に返ってのそんなわくわくイベントが１日、安曇野市で始まった。観光協会や商工会、ＪＡなどでつくる市海外プロモーション協議会が初めて企画。閑散期の冬場の観光誘客につなげ「安曇野ファン」を増やすのが狙い。家族や友人同士などでの参加を歓迎している。来年１月末まで。

　企画はその名も「安曇野ｄｅ宝探し」。市役所や市観光情報センター、市内の観光施設などに置いてある「宝の地図」を持ち、そこに書かれている謎解きに挑戦。謎を解いて、市内の観光地や観光施設などを回り、隠された宝箱を見つけたら、そこに書かれているキーワードをメモし、市観光情報センターに報告する。キーワードが正しければ、抽選で市の公共宿泊施設宿泊券や特産品などが当たる。宝探しを完遂したと報告した先着１００人には道祖神マグネットを贈る。宝の地図は２０００部用意した。

　参加無料。日没が早い時期のため、宝探しできる時間は安全性も考慮して午前９時～午後５時とする。謎解きが難しい場合は、市内のカフェや菓子店など４カ所でヒントを提供する。

　同協議会事務局の市観光課担当者は「シェアサイクルなど自転車も使って楽しみながら市内を周遊し、宝箱とともに当市の魅力も探してもらえれば。再訪や宿泊にもつながればうれしい」と話している。（問）同課＝０２６３（７１）２０００

　（逢沢哲明）