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【愛知】名古屋城に巨大女神が出現! 名古屋6会場で現代アートイベント始まる

ジャンル・エリア : オブジェ | | 展示 | 愛知 | 芸術  2022年11月04日

名古屋城内に登場した女神の巨大オブジェ=名古屋市中区本丸1で

名古屋城内に登場した女神の巨大オブジェ=名古屋市中区本丸1で

 堀川沿いの歴史・文化施設で現代アートや演奏を楽しむイベント「ストリーミング・ヘリテージ」が3日、名古屋市中区の名古屋城など市内6会場で始まった。20日まで。

 会場は名古屋城のほか、県指定文化財の伊藤家住宅(西区)、エスプラナードギャラリー(同)、納屋橋北側の広場シャムズガーデン(中区)、中川運河ギャラリー(中川区)、宮の渡し公園(熱田区)。オブジェや映像、音楽などさまざまな分野で活躍する県内外の芸術家の作品を展示しているほか、パフォーマンスを楽しめる。

 名古屋城の御深井丸には、インドネシアの神話に登場する女神をモチーフにした長さ約20メートルのオブジェがお目見え。訪れた親子連れらはオブジェの大きさに驚いた様子で写真を撮っていた。

 オブジェを制作したのは広島市出身のアーティスト久保寛子さん(35)。鉄製の枠組みにしっくいなどに用いられる土を塗り、横たわった状態の女神を造りあげた。
 「殺された女神の体から食物が生まれた神話になぞらえ、破壊と再生を表現した」と話した。

 観覧無料だが、名古屋城は入場料が必要。中日新聞社や市でつくる「なごや日本博事業実行委員会」の主催。

 (篠塚辰徳)