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【愛知】紅葉のオレンジラインを歩こう 美浜町が階段整備、有志もベンチ設置

ジャンル・エリア : 愛知 | 紅葉 | 自然  2022年11月30日

整備された鍋山に続く階段

整備された鍋山に続く階段

 美しい紅葉で知られる、美浜町のハイキングコース「オレンジライン」。今月、コースの途中にある知多半島両岸を見渡せる鍋山に続く急坂に、町が階段を作った。地元有志も、コースにベンチなどを設置しており、真っ盛りの紅葉シーズンに大勢の人たちを迎える準備が整った。 (三宅駿平)

 階段は、地元有志でつくる「オレンジライン(布土地区)を守る会」の要請を受けて整備された。鍋山に続く道は、勾配がきつく、地面は粘土質で滑りやすい。雨が降るとぬかるみ、登るには危険が伴った。階段は木製で、地面には滑りにくくするため間伐材を用いた竹チップをまいた。

 また、階段整備前には、守る会が、町からの補助金で、道中や鍋山の山頂にベンチなどを整備。町の担当者は「地元有志が一生懸命整備してくれたので、町としても支援をすることになった」と、階段整備の意図を明かした。

 12月3、4の両日には、名鉄河和線河和口駅から同知多新線知多奥田駅までを、オレンジラインを通って歩く「名鉄のハイキング」が催される。町産業課の蟹江道子係長は「整備されて歩きやすくなった。紅葉も徐々に進んでいるので、ぜひ散策してみて」と呼びかけている。(問)町産業課=0569(82)1111

鍋山には、地元有志が整備したベンチもある=いずれも美浜町のオレンジラインで

鍋山には、地元有志が整備したベンチもある=いずれも美浜町のオレンジラインで