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【愛知】マイナス7度、豊田市稲武の氷瀑成長 ライトアップ始まる

ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | 愛知 | 自然・絶景  2023年01月26日

松井さんが制作する「氷瀑」=豊田市稲武町で

松井さんが制作する「氷瀑」=豊田市稲武町で

 全国的に寒波に見舞われた25日、今季最低の氷点下7.7度を記録した豊田市稲武地区では「氷瀑(ひょうばく)」が大きく成長した。26日から夜間のライトアップが始まる。

 同市稲武町にある大井平公園近くの山肌に現れた高さ約15メートル、幅約20メートルの氷の滝。元いなぶ観光協会会長で水道工事業の松井徹さん(74)が13年前から毎年作っている。気温が氷点下1度以下になると、格子状に組んだ丸太の上から霧状の水をかけ、自然の力で凍らせる。自然と人工を組み合わせた造形美だ。

 昨年12月末から制作を始め、現在の完成度は5割程度。見物人の「近くで見たい」との要望に応え、今季は入り口付近に高さ5メートルのやぐらを組み、小さな氷瀑も作った。松井さんは「稲武の冬の風物詩を楽しんでほしい」と話す。

 ライトアップは午後6~8時に予定。近隣の大井平公園に無料の駐車場がある。

 (大谷津元)