ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 花 2023年01月27日
ポッポ 春を行く ミニSL 花1万本巡る
1万本のチューリップと早春の花々を集めた「春を呼ぶチューリップ展」(北陸中日新聞後援)が26日、砺波市中村のチューリップ四季彩館で始まった。2月12日まで。(広田和也)
4月に砺波チューリップ公園一帯で開かれるとなみチューリップフェアのプレイベントとして毎年開き、今回で37回目。促成栽培で咲かせた鉢花と切り花のチューリップ43品種1万本と、プリムラなどの早春の花々を並べた。
次回フェアのテーマ「チューリップが奏でる 色彩のシンフォニー」に合わせ、巨大な木琴や手作りの打楽器、ハンドベルなど、来場者が演奏できる5種類の楽器を設置。バイオリンやサックス、音符などの装飾で会場を彩ったほか、全長43メートルの線路を走るミニSLも楽しめる。
開会式には関係者ら100人が集まり、夏野修市長や庄下保育所の年長児21人がテープカット。園児たちは童謡の「チューリップ」など2曲の合唱を披露した後、ミニSLに乗って色鮮やかなチューリップの世界を満喫した。
入館料は常設展も含め高校生以上500円、小中学生250円、65歳以上400円、未就学児無料。砺波切花研究会によるチューリップ切り花の販売やフォトコンテストもある。