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【岐阜】家康と美濃の諸将紹介 3月19日まで、関・県博物館で企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 歴史  2023年02月28日

さまざまな書状などに目を通す来場者ら=関市小屋名の県博物館で

さまざまな書状などに目を通す来場者ら=関市小屋名の県博物館で

 江戸時代初期の美濃地方にいた武将に焦点を当てた企画展「天下人 家康と美濃の諸将」が、関市小屋名の県博物館で開かれている。3月19日まで。

 NHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康が注目されていることにちなんで企画。関ケ原の戦い(1600年)から大坂の陣(14、15年)の間に美濃国にいた領主や諸将ら10人ほどを48点の書状や絵画、出土品を使って紹介する。

 交通の要衝で歴戦の舞台となった美濃国では、幕府成立後に領地が細分化され、幕領や小藩領、旗本領が混在した。展示ではこれら領主たちと家康との関わりに着目し、江戸初期に美濃国がどのように変化したのかを探る。

 担当者は「これまで美濃にクローズアップした展示はなかった。家康への注目が集まる中、同時代の美濃の動きを感じてほしい」と話す。午前9時半~午後4時半。月曜休館。 (秋田耕平)