ジャンル・エリア : 岐阜 | 紅葉 | 自然 2023年10月27日
高山市国府町宇津江の県立自然公園「宇津江四十八滝」で、滝の周りの木々が色づき始めた。白くしぶきを上げる渓流との鮮やかなコントラストを描く紅葉は、11月上旬までが見頃。3日には同公園で「秋の感謝祭」も催される。
大小13の滝を巡る遊歩道の入り口にある「レストハウスしぶき」付近はすでに紅葉が始まり、滝の両脇などにも赤や黄色に染まった葉が目立つようになった。展望台からは、北アルプスの山並みと手前の紅葉を合わせた風景を楽しめる。
運営する飛騨国府観光の同公園管理課長、宮下昌巳さんは「夏の猛暑でやや遅れ気味だが、今年もきれいに染まりつつある。木漏れ日が入るとさらに美しく見えるので、ぜひお越しください」と話す。
秋の感謝祭は3日午前9時から午後4時半までで、特製の四十八(よそはち)汁やオリジナル木工品、地元産野菜の販売などがある。 (鈴木智行)