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ワシントン 連邦議会でスクープ

2013年08月29日

 米連邦議会の2つの上院議員会館を結ぶ地下道に、若手の議会スタッフや記者らに人気のスポットがある。小さな売店なのだが、東部や西海岸の都市部で人気が高まっているフローズンヨーグルトのセルフ式販売機を置いているのだ。アイスクリームのような食感で、脂肪分が少ないのがウケているという。

 連日35度近い猛暑が続くワシントン。特に、夏休みシーズンは多くの学生が議員のもとでボランティアで働いており、長い廊下を書類を抱えて足早に移動する姿をよく見る。店員の1人は「昨年の改装で設置してからちょうど1年。今では若い人を中心にたくさんのお客さんが来ます」と笑顔を見せた。

 バニラやマンゴー、ココナツなど週替わりの6種類が用意されており、トッピングはチョコチップやクマさん形グミなど約20種類から選べる。量り売りで、1カップは5ドル(約500円)程度。議会の地下とは思えない充実ぶりだ。

 それまでは薄暗くてさえない売店スペースだったという。改装を機に照明を増やし、内装もオシャレな色づかいにし、テーブル席も設けた。誰が名付けたのか店の名前は大ニュースの発信源にいることを思い起こさせるような「インサイド・スクープ」。背中が冷たく感じたのはフローズンのせいだけではなかった。 (斉場保伸)

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