ジャンル・エリア : 動物 | 福井 2018年08月22日
福井市の足羽山公園遊園地で整備が進められていた「ふれあい動物舎」について、東村新一市長は20日の会見で、名称が「ハピジャン(Happy Jungle)」に決まり、9月9日にオープンすると発表した。屋内展示室は柵やおりなどがなく、動物を間近に観察できる。
公募した名称の応募総数は、県内外の130人から159点。名称のハピジャンは「ハッピージャングル」を略したもので、県外在住の30代女性が提案した。7月27日に市や地元関係者、有識者の6人で最終審査を行い決定した。
ふれあい動物舎は鉄骨造りの2階建て、延べ床面積は316平方メートル。総事業費は1億7500万円で昨年10月に着工した。
展示する動物はカピバラやナマケモノなど熱帯地方に生息する動物を中心に14種類で、餌やり体験などもできる。足羽山公園事務所の橋本龍一所長は「動物と来館者が同じ空間を共有することができる施設。動物との触れ合いを楽しんでもらいたい」と魅力をアピールした。
(中場賢一)