ジャンル・エリア : 富山 | 自然 | 花 2020年03月18日
氷見市老谷で、県指定天然記念物のヤブツバキ「老谷の大つばき」が見ごろを迎えている。山あいに大きく広げた枝に小ぶりの深紅の花をつけている。
市教育委員会によると、樹齢は推定500年以上、幹回りは3.47メートルでツバキの幹としては太さ日本一とされる。樹高6.6メートル、枝張り東西約8メートル、南北約11メートル。地上80センチから太い3本の幹に分かれ、伸びた枝が絡み合い「刺股のツバキ」の別名がある。
管理している飯原打越(いはらうちこし)さん(75)=同市老谷=は「今年は早い。手入れにより、花がいっぱいついている」と話している。 (小寺香菜子)