ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | グルメ | 福井 2021年10月01日
越前市内で「越前おろしそば」をお得に食べ歩きできるキャンペーン「越前おろしそば三昧(ざんまい)」が1日からスタートする。食べ比べできる少し小盛りの特別サイズ用のチケット3枚と、参加21店で使える500円クーポンが付いたセット(1500円)。主催する市観光協会では「麺の太さやこし、辛さなど、どの店もバラエティー豊か。越前おろしそばの奥深さを味わって」とアピールしている。
キャンペーンは昨年に続き2回目。今年はチケットを市の伝統産業・越前和紙で作製。絵柄は、現存する国内最古のお札「福井藩札」のほか、「太政官札」、渋沢栄一の肖像が最終候補だった「幻の1000円札」のデザインを採用した。
キャンペーン用パンフも必見。参加全店舗の紹介とともに、独自調査した「おろしの辛さ」と「麺の太さ」の比較分布を掲載。好みを探す目安になる。
さらにチケットを入れた封筒にもお得をプラス。卯立の工芸館、紙の文化博物館など市内5施設で入館料や拝観料が安くなったり、タケフナイフビレッジでは包丁をしまう「ブレードガード」がもらえる。市観光協会では「おろしそばだけではなく、市内の地域観光資源を巡ってもらう仕掛け。(新型コロナの影響が大きい)飲食店の応援にもなれば」と期待を込めた。
キャンペーンには市ふるさと大使も協力。9月26日の市表彰式では、フェンシングの見延和靖選手(34)、佐藤希望(のぞみ)選手(35)と、新たに委嘱されたビーチバレーボールの村上めぐみ選手(36)の3人が、ポスターを持つなどしてアピールに一役買っていた。
チケットは10月1日から1000セット販売し、年末まで有効。観光・匠の技案内所(府中一)=0778(24)0655=と、ほとんどの参加店で購入できる。「越前市観光協会」で検索。
(中田誠司)