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【福井】自慢の新そば食べ比べて 大野で12月からキャンペーン

ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 福井  2019年11月27日

新そばキャンペーンで各店舗が提供する「あったかいつけそば」をアピールするメンバーら=大野市のそばはうすゑびすやで

新そばキャンペーンで各店舗が提供する「あったかいつけそば」をアピールするメンバーら=大野市のそばはうすゑびすやで

 大野市で栽培されるソバの固有種「大野在来種」の新そばを味わえるキャンペーンが12月1日から来年2月29日まで、市内のそば店などで行われる。

 大野在来種は県の推奨品種に指定され、小粒で風味と粘りが強く、製麺性に優れた特長がある。キャンペーンは県麺類業生活衛生同業組合大野支部と市が、4年前からこの時期に展開。名水で名高い大野の地下水につけて風味を楽しむ「名水そば」と各店舗が趣向を凝らした「あったかいつけそば」のセットを特別メニューで提供する。価格は900~1210円。

 そば店7店舗とうどん店1店舗が参加。つけそばは、カモ鍋せいろや豆乳みそつけそば、ホルモンつけそばすき焼き風など店舗によって個性がある。特別メニューを味わい3店舗分のスタンプを集めると、同支部加盟店で使える1000円分の食事券が当たる抽選に応募できる。各店舗でスタンプカードを配布する。

 25日には、有明町の「そばはうすゑびすや」で試食会が開かれた。支部長の木下貴善さん(43)は「昨年とは違うメニューで、大野在来種の風味を引き立てるつけそばになっている」と太鼓判を押した。

 (山内道朗)

 ◇参加する店舗

 そばはうすゑびすや(有明町)名水手打ちそばお清水(泉町)そば処梅林(月美町)めん亭いろは栄(春日)お食事処しもむら(新庄)そば処福そば本店(元町)大野食堂(要町)手打ちうどん真邑(中保)