しおがまさま 其の二
2009年11月 7日
しおがまさま詣でをしたら、門前町をぶらっとしましょう。
表参道の「心臓破り階段」(勝手に命名)を下ってすぐのところにあるのが、
荻原醸造さん。
創業120年の老舗醸造店。
お店は、江戸の情緒を今に伝えます。
看板商品の「きあげ醤油」は、混ぜ物の一切ないピュアなお醤油で、
我が家ではお刺身をいただくのに欠かせません。
さらに、私の食生活に絶対に欠かせないのが「キムチみそ」です。
価格は400円。
あったかいご飯の上に乗せてもよし。
バターと和えてトーストに塗ってもよし。
固めに水に溶いて、崩した木綿豆腐を炒めたり、
もやしを炒めたり。
使い方はいろいろ。何してもウマー(゚д゚)なのです。
さて、お土産も買ったことだし、そろそろ自分の腹ごしらえを。
昼食のため向かったのは、海岸通りにあるその名もズバリ 「塩竈まぐろ直売・食堂」です。
生マグロの水揚げ量日本一を誇る塩釜港で、鮪の仲買人をしている会社が
オープンさせた食堂。休日には行列ができる人気ぶりです。
そしてその人気の秘訣は... 見えますか? この値段?
そう、マグロ丼がなんと 680円で食べられちゃう のです!
(酢飯の場合は 50円アップ)
品質だって文句なく
最高級 レベル。
「今まで食べてた
マグロは何だったんだ?」
って思えるほどです。
こちらは「仲買丼」。
780円です。
中落ちが舌の上で とろけそう。
勢いで「もう一杯」と言いたくなる
ほど美味っ!
そしてこれは、「二色丼」。
炙りトロと葱トロが一緒に。
炙りトロは、「口の中に入れたら
消えたよ!」(息子談)。
780円。
お腹がいっぱいになった後は、ちょっと腹ごなしにお散歩。
潮風が心地よい海沿いを歩くと、極彩色の船が停泊しているのが目に飛び込んできます。
「龍鵬丸」です。かつて観光船として人気を博していましたが、老朽化のため現在は引退。
譲渡先が決まらず、留置されているのですが、今やここは塩釜の観光名所のようになっており、
「龍鵬丸」をバックに写真を撮る人の姿が絶えませんでした。
ほかにも、志波彦神社御神輿御座船「龍鳳丸」(左)、鹽竈神社御神輿御座船「鳳凰丸」(右)が
停泊中。彼らは、毎年7月に行われる「塩竈みなと祭 」で巡幸する現役選手です。
続きまして、これらの船が停泊している場所からすぐ近くにある「マリンゲート塩釜」へ。
ここは、桂島など離島への便や、松島―塩釜間を結ぶ観光船の発着港で、
中には軽食コーナーやお土産コーナーもあります。
松島名産の牡蠣。
殻付き7個1000円って 格安ですよね?
しかも、松島の牡蠣は 小ぶりでさっぱりした味 なので、何個でも いけちゃうのです。
ちょっと体力的にダウン
してきたな、っていうときに
たくさん食べると、
あっという間に
回復します。
私が「マリンゲート塩釜」を訪ねる理由。それは、このジェラート!
塩ジェラートは、
甘じょっぱくて、
一度食べたら癖になります。
本当に美味しいので、
ぜひ食べてほしいですなぁ。
塩キャラメルジェラートも
ウマーでした。
お隣の松島は、観光名所として全国にその名をしられていますが、
塩釜も見どころが満載ですぞ。
- 岡沼 美樹恵
高校生の時に仙台の地を踏む。当時”ガンズ・アンド・ローゼス”のギタリスト・スラッシュのヘアスタイルにするほどロックにのめり込む。
大学卒業後、東京での出版社勤務を経て、仙台でフリーライターに。
テレビ誌、地元情報誌などでアーティストインタビュー、映画レビューなどを担当。ほぼ毎日のように届く音楽サンプルに埋もれ、あれもこれもと手を出すうちに、どんなジャンルが好きなのか分からなくなって、現在カオス状態。
かつては、かなりの酒豪を自認し、寝酒に焼酎をラッパ飲みしていたが、年齢とともに衰え、今では数杯で大トラに(まわりのみなさん、ごめんなさい!)。
趣味は、帽子集め&休日のお出かけ。
アウトドア、グルメなど楽しいことを求めて、愛車のマーチ号改め、ノートを走らせている。
夢は「世界グルメツアー」に出ること。
これでも一応、一児の母。
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