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米クレアモント 懸念材料は好景気

2020年06月11日

 史上最長の好景気が続く米国経済だが、野党民主党の支持者には11月の大統領選に向けて好景気そのものを懸念材料に挙げる人が少なくない。東部バーモント州の校務員ポール・ウッドマンさん(52)もその一人だ。

 1月下旬、一足早く2月11日に予備選がある隣州ニューハンプシャー州のクレアモントで、民主党候補で全米平均支持率トップのバイデン前副大統領の演説を聞いた。左傾化が進む党内で穏健派とされる77歳の主張を絶賛しつつ「でもトランプ大統領に勝てるとは思わない」と悲観した。「経済さえ良ければ、国民はトランプ氏の振る舞いなんて忘れてしまう」と。

 約300人が詰め掛けた会場。屋外では中高年のトランプ氏支持者3人が「弾劾をやめろ!」と訴えた。市内を回れば、道路脇にバイデン氏ら民主党候補の看板ばかりが目立つ。これだけ見れば多勢に無勢に見える。

 ただ、前回大統領選でニューハンプシャー州は民主党のヒラリー・クリントン元国務長官が得票率47.6%で制したが、トランプ氏との差は0.4ポイント。就任時に45%だったトランプ氏の州内支持率は39%と不支持率が19ポイント上回るが…。 (赤川肇)

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