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台北女子旅

台北女子旅 台湾 甘味&映え 熱烈歓迎!

 日本では今、タピオカブームがピークを迎えている。発祥の地ではどんなタピオカミルクティーを出してくれるのだろう。台湾・台北市に女子2人旅で向かった。

 1杯目は同市の繁華街、永康街でいただいた。見た目も味も作り方もさすがは本場だ。タピオカの楽しみ方を熟知している。虎模様が美しい「炙(あぶ)り黒糖タイガー・タピオカミルクティー」は、透明なカップの内側に黒蜜を塗った上で冷たいミルクを注いで縦じまを作り、仕上げにバーナーで、上にのせた生クリームを焦がす。底にたまったタピオカには黒糖がしっかり染みこみ、それ自体が甘い。

 現地の女性ガイド、メイさんが説明してくれた。「お鍋に黒糖を溶かしてタピオカを煮詰め、中まで浸透させてあるんです。ミルク以外にレモンティーなどかんきつ系もお薦めです」

 続いて向かったのが、台北のランドマークタワー「台北101」。台湾1の高さ508メートルを誇り、竹をかたどったビルだ。縁起がいいとされる8つの節があるように見え、財運を逃さないようにと、鍵の装飾が付いている。89階に展望台があるが、今回は上らず、2階、3階のショッピングモールを楽しんだ。

 スマートフォンでビルの写真を撮ったら、文字入れアプリで写真に文章を書き込む。もちろんすぐにネットに上げて、日本の友人たちにお知らせ&プチ自慢。女子旅の一つの作法だ。

 近くでは、超高級マンションが建設されていた。入居条件は高級車ポルシェを所有していることで、ポルシェに乗ったままエレベーターで自宅の室内の車庫に行けるという。まるで映画だが、気になるお値段は?

 何と約18億元(日本円で約63億円)。それでもすでに完売に近いそう。「買えないけど、見てみたーい」と教えてくれたメイさん。私も!

 ポルシェを持たない私たちは鉄道MRTで、「台湾の原宿」と呼ばれている繁華街、西門町へ。本日の2杯目は「イチゴタピオカミルク」。暑さと疲れに甘さが効いた。

 店名と関係があるのか、おみくじがある。赤くて長い棒をひくと先に番号が付いている。木製の棚の同じ番号の引き出しからおみくじを取り出したが、中国語なので、連れも私も何て書いてあるのか分からない。「中上」。たぶん中吉のこと?

(写真左上)「台湾の原宿」と呼ばれている「西門町」でイチゴタピオカミルクを注文=台北市で (写真中央下)九フンの街から海を望む。雲が竜のようにかかっていた=新北市で

(写真左上)「台湾の原宿」と呼ばれている「西門町」でイチゴタピオカミルクを注文=台北市で (写真中央下)九フンの街から海を望む。雲が竜のようにかかっていた=新北市で

 次の日、竜の彫刻が立派な行天宮というお寺を参拝した。作法をガイドさんに教えてもらった。「正式には赤い台に膝をついてのお辞儀ですが、あなた方はまず三礼して、自己紹介。名前、生年月日、住所を心の中で言ってから願い事をしてください」

 台湾では赤が幸せを呼ぶ色とされていて、赤いウエディングドレスを着る人もいるほか、お葬式でも85歳以上の人は喜ばしいことだと言われて赤を着るんだそう。

 バスで10分ほど移動して、お茶セミナーに参加した。ウーロン茶やプーアール茶には血圧を下げたり、ダイエットを助けたりする効果があるという。「91歳の大先生」が説明をしながら次々とお茶を入れてくれた。沸騰したお湯を使うので汗をかきながらいただく。

 紅茶に近い味わいの「東方美人茶」はビタミンCが豊富で美肌効果があり、19世紀に英国のビクトリア女王が「オリエンタルビューティー」と名付けたのが由来らしい。ネーミングに引かれて早速、買ってみた。

 夕方、バスで台北市に隣接する新北市に行き、「夜の九フン(きゅうふん)散策」の現地ツアーに参加した。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の油屋の舞台になったのでは?と言われるお茶屋さんがある。ちょうちんがたくさんぶら下がっていて、郷愁を誘う。別の建物の屋根の上にのっていたのは、どう見ても、この映画に出てくるキャラクター「カオナシ」だった。

 日本の古い温泉街に似た雰囲気を持つ九フンだが、ここにもちゃんとタピオカブームがきていた。この旅で3杯目となる「黒糖タピオカミルク」を飲む。景色がいいので味も格別だった。

 今回の日本のタピオカブームは第三次と言われているけれど、一次も二次も体験した私。次は、同行した娘(21)に任せようかな?

 文・写真 馬目詩子

(2019年月9月20日 夕刊)

メモ

◆交通
台北桃園空港へは、中部国際空港から約3時間、羽田空港から約4時間。
台北市内まではリムジンバスで1時間、MRTで40分。

◆観光情報
台湾観光局ホームページが詳しい。

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(写真左)翠玉白菜 (写真右)肉形石

(写真左)翠玉白菜 (写真右)肉形石
士林夜市

士林夜市

★国立故宮博物院
台北市北部の山あいにあり、65万点の収蔵品を持つ世界四大博物館の一つ。
「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」は翡翠(ひすい)の原石を加工した置物で、子孫繁栄、多産の象徴のキリギリスとイナゴが彫り込まれている。
「肉形石(にくがたいし)」は豚の角煮にそっくりの天然石。
表面に毛穴のような加工を施している。

★士林夜市
B級グルメの屋台がずらりと並ぶ。
エビ釣りやダーツの風船割り、ビンゴのようにマージャンパイを並べるゲームなどのお店もたくさんありにぎわっている。

★足つぼマッサージ
台湾と言えば足裏マッサージというくらい、たくさん店がある。
足首から下をお湯で温めた後に、足の裏から膝下までツボ押ししてくれる。
日本円で2500円ほど。
全身や角質除去のコースも。
ウインザー男女マッサージは24時間営業で送迎付き。
フリーダイヤル(0800)288398

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