ジャンル・エリア : テーマパーク | 三重 | 水族館 | 生き物 2018年07月19日
鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽3)のアザラシやアシカなどの飼育展示コーナー「海獣の王国」が全面リニューアルされ、20日にオープンする。報道陣向けの内覧会が17日あった。
同コーナーの敷地面積は96平方メートル。このうちプールは22平方メートル、水深3.5メートルで、水面に直径2メートル、長さ17メートルの歩行用チューブを渡した。チューブはアクリルガラス製で、アザラシなどが泳ぐ姿を内部から観察できる。同館は「水面を歩くような感覚を楽しみながら、海獣を間近に観察してほしい」と話している。
同コーナーでは、トドやカリフォルニアアシカ、ハイイロアザラシなど4種、6頭を飼育する。午前10時半、午後3時には餌やりを公開。体重700キロのトド「キンタ」が高さ3メートルほどの模造岩の上で魚をもらい、豪快に飛び込む様子も楽しめる。併設の「ヒレアシ育成水槽」では、ゴマフアザラシ2頭を飼育。餌やり、触れ合い体験を9月2日まで人数限定で実施する。(問)鳥羽水族館=0599(25)2555
(西山和宏)