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【岐阜】愛されたベトコンラーメンが復活 岐阜の「うかいや食堂」

ジャンル・エリア : グルメ | 岐阜  2019年12月04日

地元民に愛されるベトコンラーメンを再現した交田さん(左)と田中さん=岐阜市長良の&nで

地元民に愛されるベトコンラーメンを再現した交田さん(左)と田中さん=岐阜市長良の&nで

 岐阜市長良の複合施設「&n」(アンドン)内の飲食店「うかいや食堂」のメニューに、近くのラーメン店で人気だった「ベトコンラーメン」が加わり、かつてのファンから歓迎を受けている。アンドンには新たにイタリア料理店もオープン。新たなにぎわいスポットになっている。

 5年前まで長良にあった「ベトコンラーメン香楽」の看板メニューだったベトコンラーメン。丸ごと炒めたニンニクがごろごろと入り、大量のトウガラシが浮かぶインパクトのある見た目と味で熱心なファンをつくったが、店主の高齢化などを理由に、惜しまれながら閉店した。

 アンドンの創設メンバーの一人である作陶家の交田(まじた)紳二さん(44)も月1回は通い、店主の料理手順や材料をこっそりメモして自宅で再現するほどのファンだった。長良では他にも名店の閉店が相次いだ。「味を引き継ぎたい」との思いから、レシピをうかいや食堂店主の田中誠さん(56)に渡し、再現してもらった。

 長良川鵜飼閉幕日の10月中旬、同食堂で出したところ、「香楽」の常連客からも「この味だ」「懐かしい」と好評だったため、定番メニューになった。毎日限定10食、780円(税込み)で提供されている。常連客の喜ぶ顔に、交田さんは「本当にうれしかった」としみじみ語る。

◆イタリアンも開店

 一方、こってりとしたベトコンラーメンとは対極にあるようなイタリア料理店が、アンドン2階にオープンした。木のぬくもりを生かした、おしゃれで温かい空間が広がる「LA LUCANDA(ラ ルカンダ)」では、イタリア出身のオーナーによる本場のイタリアンが楽しめる。

 アンドンは、交田さんら地元住民が1948(昭和23)年と66(同41)年に建てられた木材倉庫をリノベーションし、5月にオープンした。ほかにバーや生花店、インテリアショップ、アトリエなどが入る。

 アンドンの事業は、十六銀行と民間都市開発推進機構(東京)が共同出資し、岐阜市中心市街地でビルや民家をリノベーションし、街の活性化につなげる事業者に投資する「じゅうろく・岐阜市まちづくりファンド」を活用した。

 交田さんは「アンドンが、かつてのこの地区のように地元民と観光客が集まるような拠点にしたい」と夢を語っている。

 (下條大樹)

(左)イタリア料理店「ラルカンダ」をオープンさせたラットゥアーダさん夫妻=岐阜市長良の&nで  (中)木材倉庫の外観を生かした「&n」(アンドン)には複数の飲食店やインテリアショップなどさまざまな店舗が入る。夕刻、明かりがともるころにはあんどんのごとく、風情がある地域を明るく照らす=岐阜市長良の&nで

(左)イタリア料理店「ラルカンダ」をオープンさせたラットゥアーダさん夫妻=岐阜市長良の&nで 
(中)木材倉庫の外観を生かした「&n」(アンドン)には複数の飲食店やインテリアショップなどさまざまな店舗が入る。夕刻、明かりがともるころにはあんどんのごとく、風情がある地域を明るく照らす=岐阜市長良の&nで

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