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【三重】ミツマタの黄色、癒やされ歩く 亀山、ウオーク始まる

ジャンル・エリア : 三重 | 自然 |   2020年03月17日

淡い黄色の花を咲かせるミツマタ=亀山市安坂山町で

淡い黄色の花を咲かせるミツマタ=亀山市安坂山町で

 和紙の原料として知られる低木「ミツマタ」が亀山市安坂山町の山あいに淡い黄色の彩りを添えている。現地で15日、ウオーキングイベントが開かれ、参加者50人が丸い形状の花がふわふわと風にゆられるさまに心を和ませた。

 同町の石水渓野外研修施設から新名神高速道路高架下の群生地まで片道約3キロの道のりを歩いた。2014年に地元住民らが植え始め、現在は3000本が広がる。普段は工事中のため、関係者しか入れないが、この日に限って開放した。

 亀山市羽若町の自営業の女性(67)は「ミツマタは葉がないので、黄色い桜のようにきれいに咲いていますね。香りも素晴らしいです」と話していた。

 同様のコースのイベントは21、22日にもある。29日には別の群生地を目指すコースで開かれる。

 群生地やウオーキングコースを整備してきた「みつまたを愛する会」の松井隆幸会長(67)は「今年は暖冬で開花が早い。来週には見頃のピークになるのでは」と話す。(問)松井会長=090(7600)3274

 (鎌倉優太)