ジャンル・エリア : 石川 | 自然 | 花 2020年04月21日
小松市中海町の国道360号沿いにあるロードパーク「なかうみの里」のシバザクラが、見ごろを迎えている。来訪者のほか、付近を通るドライバーを和ませている。
パークは中海小学校の近くにあり、地元で「シバザクラの里」とも呼ばれている。中海町の資源保存会が中心となり、町民らが10年以上かけてシバザクラを植えた。5日には新たに1000株を植栽し、計6000株が辺り一面を華やかに彩っている。濃いピンクのほか、白や薄紫のかれんな花が目を引く。花は、ピンクから白のグラデーションや、チョウを描くようにデザインして植えてある。
資源保存会の本良一(もとりょういち)会長(67)は「今年もきれいに咲いた。新型コロナで訪れる人は少ないが、通行するドライバーに楽しんでほしい」と話している。見頃は4月末ごろまで。(坂麻有)