ジャンル・エリア : 三重 | 神社・仏閣 | 花 2020年04月21日
伊賀市富永の新大仏寺で、若葉のような見た目の「御衣黄(ぎょいこう)桜」が咲き始めた。貴族がまとう着物の色に似ていることから、その名が付いたとされ、今月いっぱい楽しめる。
松本昇正副住職(47)によると、開花は17日ごろ。境内には10本あり、9日に73歳で亡くなった昇年住職が昨年植えた5本も初めての花を付けた。今は淡い緑色だが、1週間ほどで花びらの中心から外側にかけて紫色の筋が入るという。
松本副住職は「八重桜をはじめ、リキュウバイやシャクナゲも見頃を迎える。自然の中で疲れた心を癒やしてもらえたら」と話している。(問)新大仏寺=0595(48)0211
(河野晴気)