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【長野】大桑の道の駅でLED竹あかり点灯 コロナ収束願い

ジャンル・エリア : まちおこし | イルミネーション | 甲信越  2020年07月06日

竹筒のイルミネーションの明かりを楽しむ親子=大桑村の道の駅「木楽舎」で

竹筒のイルミネーションの明かりを楽しむ親子=大桑村の道の駅「木楽舎」で

 七夕を前に、大桑村の道の駅「木楽舎」で4日夜、発光ダイオード(LED)を内部に仕込んだ竹筒のイルミネーションの点灯が始まった。新型コロナウイルスの収束を願った催し。ササ飾りも設置され、訪れた家族連れらが願いを書いた短冊を結び付けた。 (一ノ瀬千広)

 村地域おこし協力隊の川内智保子さんが「新型コロナで沈みがちな地域を明るく盛り上げたい」と企画。隣の上松町で冬季に竹あかりの催しを開いている信州・上松イルミネーション実行委から長さ1.8メートルの竹筒31本を借り、初めて開催した。

 会場では、竹筒を組み合わせたオブジェを出入り口など7カ所に展示。竹の表面に大小の穴が空けられていて、LEDの明かりが辺りを幻想的に彩っている。

 ササ飾りは3カ所に設置。さっそく<家族がコロナにかからず元気に過ごせますように><いっぱい旅行に行きたい>などと書かれた短冊が飾られた。

 川内さんは「竹あかりとともに、短冊に願い事を書き、少しでも七夕気分を楽しんでもらえれば」と願っていた。

 イルミネーションは11日までの毎日午後7時~午前0時に点灯する。短冊は12日に近くの神社に奉納する。