ジャンル・エリア : 山 | 愛知 | 自然 | 花 2020年08月05日
豊根村の茶臼山高原で、国内種苗会社が開発した新品種の花、サンパチェンスが見ごろを迎えている。標高約1300メートルのリフト下、約120メートルにわたって咲き誇り、絶景に彩りを添えている。
サンパチェンスは、種苗会社「サカタのタネ」(横浜市)がインパチェンスを基に開発した一年草で、春から秋にかけ、真夏の日差しに耐えながら鮮やかな花を咲かせ続けるのが特徴。一帯を管理する茶臼山高原協会が5月のシバザクラに続く新名物として昨年から植栽している。
今年は広さ1500平方メートルの敷地に5500株を植えた。見ごろは10月下旬まで続く。長久手市の介護士(26)は「リフトに乗っているので、三密状態を気にせず花を楽しめた」と話した。(山谷柾裕)