ジャンル・エリア : イベント | 石川 | 鉄道 2020年12月01日
のと鉄道は30日、クリスマス仕様に車内を飾り付けた列車の運行を始めた。
列車の乗降口付近にはサンタクロースの飾りがされたクリスマスツリーが置かれている。荷棚には真っ赤な靴下がつるされ、赤と緑のキラキラした飾り付けも。天井にもさまざまな色の電飾が点滅し、クリスマスらしい華やかな雰囲気で乗客を出迎える。障害者の就労を支援する穴水町大町のNPO法人「いきいき」の利用者が作ったリースや、白く塗って金や銀のクリスマス飾りを付けたドウダンツツジの枝なども並ぶ。
のと鉄道の担当者は「車内でもクリスマス気分を味わってもらえれば」と話す。特別仕様の車両は一両のみで、1日最大5往復。25日のクリスマスごろまで運行する。
特別仕様の列車を活用した毎年恒例の「サンタ列車」は、新型コロナウイルス感染予防のため、今年は社員ふんするサンタとトナカイの登場はなし。車両の貸し出しは例年通り実施する。(森本尚平)