ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 静岡 2021年08月18日
天竜材を紹介する特別展が17日、浜松市東区天王町のイオンモール浜松市野で始まった。東京五輪・パラリンピックの施設に使われている木材をPRするパネル展示のほか、間伐材のうちわ作りができ、子どもたちも興味を示していた。22日まで。
パネル展示は同市の協力で、林業の人手不足解消と障害者の就労支援を目指す「林福連携」の事例も紹介している。天竜区二俣町の作業所「せきれい」や浜北特別支援学校の生徒が、間伐材で作製した写真パネルや名刺入れの展示もある。
うちわ作りは、直径20センチ、厚さ1ミリほどの円いスギ材を使い、表面に自由に絵を描くことができる。参加者は色鉛筆やカラーペンを使って、ゲームのキャラクターや花の絵を描いていた。木に関するクイズラリーもあり、回答者は木製しおりがもらえる。
特別展は、県民の日(21日)に合わせてイオンモール浜松市野が企画した。営業担当の石井帆南さん(29)は「浜松の木材の魅力を、多くの地元の人に知ってほしい」と話している。
午前10時~午後5時45分。うちわ作りは19日までで、各日先着60人。(問)イオンモール浜松市野=053(468)1880
(岸友里)