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【静岡】「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の世界へ 児童に人気、藤枝で展覧会

ジャンル・エリア : イベント | サブカルチャー | 展示 | 静岡  2022年08月23日

アニメの世界を味わえる展示を楽しむ親子ら

アニメの世界を味わえる展示を楽しむ親子ら

 小学生を中心に人気のアニメ「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の世界を資料で紹介する展覧会「ふしぎ駄菓子屋銭天堂へようこそ」が、藤枝市若王子の市郷土博物館・文学館で開かれている。10月10日まで。

 作中に登場する人気駄菓子10点を再現した立体造形、イラスト、スケッチ、切り絵など計150点余りを展示。「銭天堂」「たたりめ堂」の店構えを再現した撮影スポットもある。

 昨年、高知市で初めて開かれ、静岡県内では初開催。県外からも熱心なファンが来場している。家族で訪れた浜松市東陽中2年の生徒(13)は、小学校のときに小説ではやったといい「小説では白黒で登場する駄菓子を実物のようにカラーで見ることができて感動した」と話していた。

 
読者が選んだ人気ランキング1位の駄菓子「虹色水あめ」を模した立体造形=いずれも藤枝市郷土博物館・文学館で

読者が選んだ人気ランキング1位の駄菓子「虹色水あめ」を模した立体造形=いずれも藤枝市郷土博物館・文学館で

 登場人物の相関図や作者・広嶋玲子さんの紹介とインタビューを記したパネル展示に加え、限定商品が買える土産物コーナーもある。観覧料は、高校生以上500円、中学生以下無料。月曜休館。 (福沢和義)

 <ふしぎ駄菓子屋銭天堂> 駄菓子屋の店主紅子がすすめる駄菓子を食べた人が、望みをかなえたり不幸になったりする物語。偕成社が2013年に発刊した児童小説で、最新刊17巻が発売中。累計380万部を発行。作者は広嶋玲子、絵はjyajya(じゃじゃ)。現在、NHKEテレでアニメを放送している。