ジャンル・エリア ： イベント | サブカルチャー | 展示 | 文化 | 静岡　 2020年04月06日

着せ替え人形「リカちゃん」を紹介する展示＝磐田市の香りの博物館で

　世代を超えて多くの人に愛されている着せ替え人形「リカちゃん」の世界を紹介する企画展「しあわせのリカちゃん展」（中日新聞東海本社後援）が４日、磐田市の香りの博物館で始まった。１９６７年（昭和４２年）に誕生してから４代にわたる歴代リカちゃんや、ままごとに使う小物を、幾つかのコーナーに分けて香りと共に紹介している。

　「和の歳時記」のコーナーでは、おせち料理を前にお父さんにお酌するほか、手持ち花火を持ったり、七福神の衣装を身に着けたかわいらしいリカちゃんを展示。５月３日生まれという設定に合わせ、５月３日の花「クレマチス」の香りが漂う部屋では、初代から４代目までのリカちゃんが勢ぞろい。リカちゃんとその家族が和やかに過ごすいくつもの場面を設定した展示もある。

　日本玩具文化財団が寄贈した、市に語り継がれる平安時代のお姫さま「熊野御前」に身を変えたリカちゃんも特別展示されている。

　入館料は一般３１０円、高校生など２００円、小・中学生１００円。６月２１日まで（月曜と５月７日は休館。５月４日は開館）。

（宮沢輝明）