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【三重】気分はサムライ、甲冑姿で城下散策 松阪で着付け体験始まる

ジャンル・エリア : イベント | 三重 | 歴史  2022年10月12日

武将になりきり、写真撮影に応じる甲冑着付け体験の参加者たち=松阪市殿町の御城番屋敷で

武将になりきり、写真撮影に応じる甲冑着付け体験の参加者たち=松阪市殿町の御城番屋敷で

 松阪市殿町の原田二郎旧宅で、甲冑(かっちゅう)の着付け体験が始まった。参加者は武将気分を味わいながら約1時間をかけて、江戸時代の町並みが残る御城番屋敷や松坂城跡などを巡った。

 新型コロナウイルスの感染拡大や猛暑の影響で、開催は5月の大型連休以来。11月3日の氏郷まつりなどで甲冑姿を披露する「松阪甲冑隊」が作ったレプリカの甲冑や兜(かぶと)、刀を身に着けることができる。

 体験に参加したミャンマー出身で市内在住の技能実習生の2人(24)は散策の道中、観光客らに珍しがられながら写真撮影にも応じていた。2人とも「3年前の氏郷まつりを見て、着けたいと思っていた。良い思い出になった」と話した。

 東京都から市内でイベント開催のため訪れたインド出身のシェフ(43)は「侍に興味があった。グッドな体験だった」と笑顔を見せた。

 体験は10月の毎週日曜日、16と23、30の各日にもある。各日午前10時~午後3時で、受け付けは午後2時まで。料金は1人500円。 

 (谷口武)