ジャンル・エリア ： イベント | イルミネーション | 石川　 2022年11月29日

車に施された車店らしいイルミネーション

◇商店会が初企画

　寒い冬に暗い町中を照らして住民の気持ちも明るくしたいと、羽咋市の千里浜商店会は加盟店約１０店で発光ダイオード（ＬＥＤ）をともす「千里浜まちなかイルミネーション」を催している。１２月１１日午前１０時～午後６時には道の駅のと千里浜で軒先露店イベントを計画。一部を除く加盟店で１０日まで買い物をすると金魚すくいなどができるお楽しみ券を配る。（松村裕子）

　藤本裕子会長（６０）は「明かりを目印に来店して」と促す。中古車販売店「Ｍ＆Ｙ」前では車形にライトアップ。岡沢秀晴店長（５１）が自家用軽乗用車に取り付けた。「店の前の道は高校生も通るので明るく安全にしたい。見て楽しんで」と話す。

　白い電球１００個が付いた１０メートルの電線２本を使い、飾り方は各店が工夫。羽咋千里浜郵便局は杉玉風で、飲食店きどぐちやは窓枠を囲み、藤田テント商会は軒先を照らした。青いライトを加えて華やかにした店もある。

郵便局に杉玉風イルミネーション＝いずれも羽咋市千里浜町で

　千里浜町はメインロードも夜は暗いため、防犯も兼ね「住民に明かりを見てほっとしてほしい」と初企画。ＬＥＤで電気代を抑えた。来年２月ごろまで続ける。点灯時間は店で異なる。

　イベントでは、吹奏楽やダンス、飲食販売がある。道の駅でも１１日に先着５０人にお楽しみ券を配る。