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【三重】爽やかな仕上がり「まるごと四日市の酒」 丸彦酒造が12月3日発売

ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 特産  2022年11月29日

「MARU YON」をPRする丸彦酒造の藤原代表(手前左)ら=四日市市諏訪町で

「MARU YON」をPRする丸彦酒造の藤原代表(手前左)ら=四日市市諏訪町で

 生産から販売まで全て四日市市内で完結させた日本酒「まるごと四日市の酒 MARU YON」が12月3日に発売される。究極の地産地消を目指し、市内5つの酒店が2016年から販売。毎年すぐ完売するほどの人気商品で、今年も既に予約が埋まりつつあるという。

 仕込みを手がけたのは、「三重の寒梅」で知られる同市川島町の丸彦酒造。昨年まで担当した宮崎本店から交代した。純米吟醸を一度火入れしており、丸彦酒造の藤原大地代表は「爽やかな香りで飲み飽きず、食事との相性も良い」と仕上がりに胸を張る。

 酒米は同市市場町の斎藤農場が栽培した県奨励酒米品種の「神の穂」を使用。斎藤悟代表は「今年は雨が多く、粒が大きくて収量も多かった。おいしいお酒をぜひ味わってもらいたい」と薦める。

 720ミリリットル(税込み1650円)は約1200本、1.8リットル(同3300円)は約600本を製造する。販売店は旨喜酒専門店KOBA(生桑町)、リカーパークまるち蔵(西新地)、福田屋酒店(東富田町)、ソムリエひろしの店蔵屋(下之宮町)、義侠(ぎきょう)屋(鵜の森)で、各店で予約できる。市内約100軒の飲食店でも提供予定で、今後「まるごと四日市の酒」のフェイスブックページで紹介する。(問)丸彦酒造=059(321)3111

 (片山さゆみ)