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【愛知】名鉄特急電車の魅力、模型やパネルで紹介 岡崎で企画展

ジャンル・エリア : 乗り物 | 展示 | 愛知 | 歴史 | 鉄道  2023年01月18日

名鉄の車両が並ぶジオラマ

名鉄の車両が並ぶジオラマ

 名古屋鉄道の特急電車の歴史や魅力を紹介する企画展「わくわく鉄道博物館2022 名鉄特急とジオラマの世界」が、おかざき世界子ども美術博物館(岡崎市岡町)で開かれている。3月5日まで。

 企画展は2018年から隔年で開催し、3回目。1961年に日本初の展望台付き電車としてデビューし、半世紀にわたって親しまれてきた「7000系パノラマカー」をはじめ、中部国際空港(常滑市)へのアクセス特急「2000系ミュースカイ」などを、パネルや模型で分かりやすく紹介している。

 記念乗車券や時刻表、パンフレット、パノラマカーの前面にあった行き先表示板など、名鉄や個人所有の貴重な資料を集め、名鉄の車両が走る昭和、平成、令和の街並みを再現したジオラマを展示している。

 友人と訪れた幸田町幸田中学校1年の生徒(13)は「名鉄の歴史が細かく書かれ、勉強になったし、ジオラマの一つ一つが細かいところまで作られていてすごいと思った」と話した。

パノラマカーの先頭にあった行き先表示板を紹介する稲垣学芸員(左)=いずれも岡崎市岡町のおかざき世界子ども美術博物館で

パノラマカーの先頭にあった行き先表示板を紹介する稲垣学芸員(左)=いずれも岡崎市岡町のおかざき世界子ども美術博物館で

 期間中、鉄道関連グッズを販売し、講演会も予定している。

 同館の稲垣満春学芸員(60)は「実際に使っていたものや、なかなか見られないものを展示しているので、ぜひご覧ください」と来場を呼びかけている。

 午前9時~午後5時。観覧料は高校生以上500円、小中学生100円。市内在住、在学の小中学生は無料。月曜日と2月24日は休館。

 (服部壮馬)