ジャンル・エリア : 特産 | 近畿 | 鉄道 2023年01月25日
近江鉄道(彦根市)が、電車に揺られながら地酒を飲み比べられるイベント「近江の地酒電車」を28日から土日限定で運行する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。今年は12の酒蔵で造られている日本酒を楽しめる。
地酒電車は、彦根駅を出発し、八日市駅で折り返して戻ってくる2時間に、2種類の大吟醸を味わい、10種類の純米酒を飲み放題で楽しむことができる。近江牛を使った弁当も付き、乗車料金は1人税込み7500円。
23日に報道向けの説明会があり、藤居本家(愛荘町)の藤居鐵也さんは「ガタゴトと揺れながら日本酒のやわらかな香りを楽しんでほしい」と話し、山路酒造(長浜市)の山路祐子さんは「県内外のいろんな方に楽しんでもらい、酒蔵にも来ていただけたらうれしい」と期待した。
地酒電車は3月5日まで毎週土曜、日曜の午後2時5分から運行する。乗車日の10日前までに予約が必要で、定員は1度の運行で54人。近江鉄道のホームページで予約状況を確認できる。
(問)近江トラベル=0749(24)8103
(渡辺雄紀)