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【富山】富山の地酒ファン もっと 富山駅に立ち飲みバー、PR路面電車

ジャンル・エリア : 乗り物 | 富山 | 鉄道  2022年12月13日

県内の酒蔵が持ち寄った新酒が並ぶ立ち飲みバー

県内の酒蔵が持ち寄った新酒が並ぶ立ち飲みバー

 富山の地酒ファン倶楽部は12日、県内の地酒をPRする催しを富山市で始めた。富山駅構内に即席の立ち飲みバーを設け、各酒蔵の写真をラッピングした路面電車を市内で走らせた。

 日本酒の消費喚起などを目的とする「新年を國酒(こくしゅ) 富山の地酒で祝おう!プロジェクト」として初めて企画した。立ち飲みバーは16、23日の午後4~8時にも設け、ラッピング電車は12日から来年1月20日まで運行する。

 初日のバーには県酒造組合加盟の酒蔵が持ち寄った14種類の新酒が並び、コップ酒が1杯200円(2杯で300円)で販売された。東京から観光で訪れ、富山の酒を初めて堪能した会社員の男性(31)は「すっきりとして味わい深い」と述べ、女性(30)は「香り豊かでいろんな料理に合う。土産で買って帰ります」と笑顔を見せた。

 
富山の地酒をPRするラッピング電車=いずれも富山駅で

富山の地酒をPRするラッピング電車=いずれも富山駅で

 コロナ禍で日本酒の需要は減っている。ファン倶楽部事務局の原誠さん(55)=北陸酒販社員=は「ビールやワインもいいけど、1年の始まり(正月)だけでも日本酒を飲んでほしい」と話した。 (平井剛)