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【岐阜】「桃と端午」の愛らしい陶器人形 各務原の山田さん、岐南で作品展

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品  2023年01月27日

温かみのある陶製の人形を制作した山田さん=岐南町三宅のギャラリー句読天で

温かみのある陶製の人形を制作した山田さん=岐南町三宅のギャラリー句読天で

 陶製のひな人形や五月人形の作品展「桃と端午ダブル節句展」が27日、岐南町三宅のギャラリー句読天で始まる。各務原市新鵜沼台の元陶芸家、山田安重さん(81)が作った愛らしい陶器が並ぶ。2月5日まで。

 山田さんは55歳で銀行を脱サラし、市内に工房を構えて教室を開いた。東日本大震災を機に社会貢献活動に打ち込み、一時は陶芸から遠ざかったが、2021年に作陶を再開した。

 作品展には、パステル調の色合いの約170点を出品した。「目が表情の勝負」とこだわる山田さんは、小さなおひなさまにつぶらな目を描き、かわいらしさを演出。五月人形の金太郎は、ニッコリと細めた目で元気な男の子を表現した。作品は販売もしている。

 山田さんは「陶器の人形には、土だからこその温かみがある。眺めて和やかな気持ちになってもらえれば」と話している。(問)山田さん=090(1620)2230

 (高野正憲)