ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 福井 2023年02月15日
3月の桃の節句を前に、敦賀市相生町の「増田清商会」で約300体のひな人形が店内を彩っている。ガラス越しに外から見ることができ、通りを訪れた人を楽しませている。
店の前の博物館通りのにぎわいを取り戻そうと、約15年ほど前から飾っている。ひな人形は店を守る増田恵美子さん(81)が手作りしたり、展示を見た知人から譲り受けたりして、年々数が増え豪華になっているという。
今年は七段飾りを6セット並べた。増田さんが着物の古布を使って手作りした人形や陶芸の人形、天井からつり下げた色とりどりの飾りも目を引く。干支(えと)にちなんで作ったウサギのひな人形も仲間入りした。
増田さんは「通りを歩く人が華やかな気持ちになってもらえれば」と話している。展示は3月上旬までの予定。(問)同店=0770(22)2188
(林侑太郎)