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【三重】玉城を巡って福ためよう 観光協が開運テーマの旅行プラン

ジャンル・エリア : まちおこし | 三重 | 工芸品 | 文化  2023年03月10日

福たまるたまき旅の利用を呼びかける玉城町観光協会の中西さん(右)ら=玉城町勝田の町観光協会で

福たまるたまき旅の利用を呼びかける玉城町観光協会の中西さん(右)ら=玉城町勝田の町観光協会で

 玉城町観光協会が「御利益、開運」をテーマにした体験プラン「福たまるたまき旅」を考案した。2月から参加を受け付けている。

 町が伊勢神宮の宿場町で、伊勢神宮の末社、摂社もあり、熊野古道伊勢路の出発点でもあることから、開運をテーマに選んだ。プランは現在3種類で、町指定文化財「玄甲舎」での抹茶・ヨガ体験(ランチ付き6150円)、県伝統工芸品「擬革紙」を使ったご朱印帳作り(7400円)、町内の「紙の昆虫館」の見並俊博館長が指導する「紙切り昆虫づくり」(1400円)が、それぞれ柱となっている。

 地域独自の観光資源を活用した商品開発を推進する観光庁の「看板商品創出事業」に採択され、国からの700万円の補助を含む総事業費900万円で企画した。旅行業者や広告会社、地元の事業所と連携し、専門家の意見を聞いたり、モニターツアーを行って国内外の参加者にアンケートを取ったりしながらプランを練った。申し込みは旅行予約サイト「じゃらん」から受け付けている。

 今後はプランの追加も予定しているという。担当する同協会の中西恵利奈さんは「玉城でしか体験できないことを集めた。町に足を運んでもらうきっかけになれば」と話した。(問)町観光協会=0596(58)7007

 (外山矩実)