ジャンル・エリア : イベント | 城 | 愛知 | 歴史 2023年03月14日
小牧・長久手の戦い(1584年)で、犬山市内で起きた戦いの舞台をPRする期間限定の「3種の御城印」が13日、発売された。先着2000人の購入者には、御城印を納める「犬山合戦帳」がプレゼントされるとあって、販売場所の1つの犬山城前観光案内所には発売前から40人ほどの行列ができた。
小牧・長久手の戦いは3月13日に尾張地域での攻防が始まったとされる。放送中の大河ドラマ「どうする家康」でこの戦いに注目が集まることを期待して、市と観光協会が御城印を作った。「犬山城」「羽黒城址(じょうし)・八幡林古戦場」「楽田城址・青塚砦(とりで)・内久保砦」の3種類あり、ゆかりの地を紹介する合戦帳に保管できる。
発売に合わせて観光案内所ではセレモニーがあり、原欣伸(よしのぶ)市長らが勝ちどきを上げて祝った。1時間前から並んだ同市五郎丸の男性(66)は「ドラマで犬山も出てくるかもしれない。地元だから、ぜひ御城印を集めてみたいと思った」と話した。
御城印は1枚300円。販売は5月7日までで、「犬山城」は城前観光案内所で、「羽黒城址」は小弓鶴酒造売店(同市羽黒成海郷)で、「楽田城址」は青塚古墳ガイダンス施設で取り扱う。 (水越直哉)