ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | 愛知 2023年08月30日
田原市内の文化財や道の駅を巡るスタンプラリーが9月30日まで開かれている。文化財を知ってもらいながら地域を盛り上げようと、市文化遺産地域活性化実行委が企画した。
6月に渥美半島の先端にある道の駅「伊良湖クリスタルポルト」が再オープンしたことを機に、旧渥美町域の文化財や渥美郷土資料館の計16カ所を対象に企画。16カ所のうち2カ所と道の駅1カ所でスタンプを押すと応募できる。
渥美半島では、平安から鎌倉時代にかけて渥美窯と呼ばれる焼き物が生産され、中世の陶器の一大産地だった。東大寺が再建される際も渥美窯の瓦が使われた。16カ所には、当時の渥美窯を保存した「皿焼古窯館」(小塩津町)や、東大寺大佛殿瓦と刻印された瓦が出土した「伊良湖東大寺瓦窯跡」(伊良湖町)などの文化財、ハマボウの野生地(堀切町)もある。
応募者のうち抽選で100人に、田原市産の野菜の詰め合わせや田原ポークを使ったウインナーなどが贈られる。