ジャンル・エリア : イベント | 愛知 | 自然 | 花 2023年09月20日
半田市の矢勝川沿いに植えられたヒガンバナが、今年も咲き始めた。開花シーズンに合わせて20日から、市内で「ごんの秋まつり」が始まり、来月上旬までさまざまなイベントやワークショップが開かれる。
矢勝川沿いのヒガンバナは、市出身の児童文学作家、新美南吉の代表作「ごんぎつね」に描かれている。地元の「矢勝川の環境を守る会」がヒガンバナの保全活動を行っており、川沿いの東西1.5キロにわたって約300万本が植えられている。
23、24日は「ハナノヒカリプロジェクト」と題し、ヒガンバナが夜間ライトアップされる。新美南吉記念館で山車の展覧や、竹灯籠づくりのワークショップなどが開かれる。新郎新婦が川沿いを練り歩く花嫁行列もある。30日からは、商業施設「クラシティ」と「半田赤レンガ建物」で、地域の子どもたちが南吉童話を表現した作品を展示する「みんなの南吉展」が開かれる。
期間中の土、日、祝日、記念館駐車場の利用はバスの乗降と障害者に限定されるが、アイプラザ半田(東洋町)発着の周遊バスが運行する。イベントの詳細は市観光協会ホームページまで。 (山岸弓華)