ジャンル・エリア : まちおこし | まつり | イベント | 福井 2024年02月02日
北陸新幹線開業日の3月16日と翌17日に、敦賀市中心部で開かれる記念イベントについて市は1日、イベント名を「つるが街波(まちなみ)祭」と発表した。ダンスや音楽のステージ、山車(やま)の特別巡行など、2日間で20以上のイベントが開かれる予定。米沢光治市長は記者会見で「鉄道と港のまち敦賀をよく表した名前になったと思う」と期待した。(林侑太郎)
つるが街波祭の名称は港町敦賀の「街並み」と「波」を合わせた。メインステージを駅前交差点付近に設け、駅前商店街には新幹線沿線市町などの物産ブースを並べる。神楽通りや金ケ崎緑地ではマルシェが開かれ、博物館通りでは伝統の山車を公開する。
駅西地区や本町通りでもイベントの開催を検討中。街波祭の詳細は、20日に開かれる官民一体の「新幹線敦賀開業まちづくり推進会議」で正式決定される。
市長会見ではこのほか、敦賀特産の昆布にちなみ、鉄道きっぷ大の昆布に「ようこそ、敦賀へ」などと印字した「昆布切符」が発表された。1000枚限定で作り、2月中旬に新幹線沿線の長野市、さいたま市で開かれるイベントにそれぞれブースを出展して配布する。
切符を受け取った人が敦賀を訪れると、市内各施設でグッズなどがもらえる特典も用意する。米沢市長は「ぱっと見ておもしろいグッズ。これを機に敦賀を知ってもらえれば」と期待した。