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【静岡】静岡県産大麦と水でウイスキー 葵区の蒸留所

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 特産 | 静岡  2024年03月27日

「オール静岡県産」ウイスキーを川勝平太知事(左)に手渡す中村大航社長=県庁で

「オール静岡県産」ウイスキーを川勝平太知事(左)に手渡す中村大航社長=県庁で

 静岡市葵区の蒸留所でウイスキーを製造する「ガイアフローディスティリング」の幹部らが26日、県庁を訪れ、静岡県産の大麦と水を使った初めての「オール静岡県産」ウイスキーの完成を川勝平太知事に報告した。

 ウイスキーは、5年熟成のシングルモルトで度数は62.4%。306本限定で生産し、同社と取引のある県内外のバーで楽しめる。

 ガイアフローの中村大航社長は「初めてで本数は多くないが、しっかりウイスキーらしさが出る熟成年数になった」と説明した。川勝知事は「世界のウイスキー好きの方々を喜ばして」とエールを送った。

 中村社長によると、原料に地元産の大麦を使う例は日本になく、同社が初めて取り組んだという。このウイスキーを生産するために焼津市で大麦を栽培する生産者が増えたため、今後は出荷量が増える見込みという。 (鈴木弘人)