新観光列車「かわせみやませみ」
2017年5月17日
JR九州の観光列車は、D&S=デザイン&ストーリー=列車と呼ばれています。今年3月から新たなD&S列車「かわせみやませみ」が、熊本駅―人吉駅=JR鹿児島本線・肥薩線=で走り始めましたので、乗車しました。「かわせみやませみ」の列車名は、野鳥から名づけられています。かわせみは、鮮やかな羽色で翡翠のような体色から”飛ぶ宝石”とも。沿線の八代市、球磨村のシンボル。一方、やませみは黒と白の鹿の子まだら模様で、人吉市のシンボルです。
1日3往復の「かわせみやませみ」、指定席は満席だったので、自由席がある人吉駅9時30分発の「かわせみやませみ2号」に乗ることに。9時過ぎ人吉駅に行くと、すでに入線していました。
ホームには、人吉駅名物の駅弁の立ち売り。
熊本駅側には、1911(明治44)年に建築され、今でも現役の機関庫が見えます。石造りの機関庫は国内唯一です。
特急「かわせみやませみ」は2両編成(上)。運転席の上には、オブジェ風マークが(下)。
熊本寄り2号車の「やませみ」はグリーンカラーが特徴(上)。車体サイドのロゴ(下)。
1号車「かわせみ」はブルーのボディ。(上・中・下)。
「やませみ」車内の軽食やお土産を販売するサービスコーナー(上)。1号、平日の2号は、客室乗務員が乗車してないのでお休みです。熊本の特産品や物産を展示したショーケース(下)。
天井も鮮やかです。
車内は木をふんだんに使っています。ベンチシートやカウンター席、リクライニングシートがあります。
テーブル席(上)、ソファ席(下)も。
「かわせみ」は、車内もブルーが基調に。
人吉駅を出発し、一勝地駅に停車。あいにくの雨が残念。
列車は。球磨川沿いを進みます(上・下)。「かわせみやませみ2号」には、八代駅まで乗車しました。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。