自然豊かな赤村。鉄道遺構や温泉も
2018年3月15日
仕事を兼ねて赤村に行って来ました。福岡県田川郡赤村は、筑豊地方の東側に位置する人口約3,000人の自然に囲まれた小さな村です。
村内には平成筑豊鉄道・田川線が走っています。田川線は1895(明治28)年に石炭輸送増強のため豊州鉄道として開業。赤村には開業時から続く鉄道遺構が残されています。「油須原駅」は古い木造駅舎で、ドラマの撮影に使われたこともあります。
「内田三連橋梁」は、川の上流が切石作り、下流がレンガ造りです。
「源じいの森」には宿泊施設やキャンプ場、温泉施設があります。「源じいの森」から見える石坂トンネルは、九州鉄道で最古のトンネル(上)。施設内に貨物列車の車掌車・ヨ8000形が展示されています(下)。
「源じいの森温泉」は、アルカリ性単純泉の温泉です。入館すると、中庭を回り込む回廊を進むと大浴場が(上・中・下)。
家族風呂が6室あり、部屋に野菜や果物の名前が付いています(上)。アサインされた部屋は”だいこん”、6畳ほどの和室にトイレ付いています(中)。檜風呂や、石風呂があり、"だいこん"はタイル張りの浴槽(下)。湯上り後はお肌スベスベになりました。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。