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アピア 光る日本のシニア力

2009年07月24日

 南太平洋のサモアでは日本のシニアボランティアたちの元気な様子が印象的だった。50~60歳代が中心。コンピューター技術者、大学教授、船員、教師、経理担当など前職はさまざま。人材育成やインフラ整備などに尽力している。

 首都アピアにある教育文化スポーツ省では大野伸次さん(59)=岐阜県可児市出身=が中学校の教育課程づくりなどをサポート。1年前、勤務先の高校を早期退職。手作りの名刺を配り、現地への溶け込みに努める。「暖かい所は年寄りにとっていい」と快適そうだ。

 国際協力機構(JICA)によると、現在派遣されているシニアボランティアは約50カ国へ約580人。新天地で、第2の人生を始める夫婦もいる。とはいえ、年配者にとって食事、気候、言葉など慣れないことは多いとも聞いた。

 顔の見える国際貢献の最前線。健闘を心から祈った。 (熊倉逸男)

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