2019年02月05日
「ソムタム」といえば、青パパイアを使ったタイの名物サラダ。辛み、酸味が絶妙で、ビールのつまみにちょうどいい。
レストランで真っ先に注文したり、街角の屋台で売られているのを買ってきたりしているのだが、一念発起して自分で作ってみることに。まずは道具からと、近くの市場でクロック(鉢)とサーク(棒)を購入。材料は日系スーパーで売られている1人分のセットを買い求めた。
千切りにした青パパイアに続き、インゲン、プチトマト、ピーナツ、干しエビをクロックに入れていく。ナンプラー、マナオ(タイのライム)、唐辛子はお好みで。「ポク、ポク、ポク」と音を立てながら、サークでたたいて出来上がり。簡単だ。
そしてうまい。青パパイアのシャキシャキの食感も残り、初めてにしてはなかなかの味だった。そんな話を支局でしていたら、タイ人助手が「次はカニ入りのソムタムプーですね。おいしいですよ」と勧めてくる。
だが、懇意にしている日本人駐在員は「プーだけはやめておいた方がいい」。ひどい下痢に見舞われたそうだ。さて、虎穴に入らずんばか、君子危うきにか、迷っている。 (山上隆之)