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高雄 立ち位置掲げた行進

2009年10月04日

 台湾史上最大の国際大会が南部の高雄で開催された。五輪に採用されていない競技の総合大会、第8回ワールドゲームズ。16日の開会式、選手たちの入場行進では、台湾の人たちの素直な感情がにじみ出た。

 14番目に登場した中国。行進したのは、プラカードと国旗を持った台湾側大会スタッフの女性2人だけ。馬英九総統が「中華民国総統」として開会宣言をするため、選手団は欠席してその場に居合わせるのを避けた。

 そのせいもあるだろう。歓声は驚くほど小さかった。前列の男性は「北京五輪の開会式に台湾チームはちゃんと参加した。それなのに…」と悔しくてたまらない様子だ。

 一方、あらゆる面で台湾との関係が深い日本と米国。44番目の日本に対する声援はひときわ大きかった。そして、88番目の米国には、日本以上の歓声が上がった。「親日台湾」のこの反応。存在感の違いが映し出されたのだろうか。 (栗田秀之)

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