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【石川】「健康美」テーマ 来月 能美・国造柚子まつり

ジャンル・エリア : まつり | イベント | スポーツ | 石川  2018年10月23日

昨年まいた種から育てた国造ゆずの苗=能美市和気町のゆず団地で

昨年まいた種から育てた国造ゆずの苗=能美市和気町のゆず団地で

元五輪選手が指導など

 11月11日に能美市こくぞう里山公園交流館周辺で開かれる「国造柚子(ゆず)まつり」で、祭り実行委は、今回初めてユズの花言葉「健康美」にちなむ企画などを催し、内容を充実させる。

 健康美をテーマに、シドニー五輪新体操女子団体日本代表の稲田亜矢子さんを招き、ストレッチやトレーニングを指導してもらう。計3回を予定し、午前10時からは中高年向け、同11時からは親子向け、午後1時からは20~40代向け。各回とも参加費500円。

 午前9時と同11時からは「国造ゆずを生かして能美の魅力を伝える拠点づくり」をテーマに来場者が自由に語り合う「ワールドカフェ」を開く。各回とも定員6名ほどで、参加無料。

 名前に「柚」「ゆず」が付く来場者と希望者に、国造ゆずの種と栽培用ポット、土を贈る企画を、昨年に続いて催す。昨年に種を受け取り、苗にまで育てた人の中で希望者がいれば、国造地区の住民に栽培を「リレー」することもできる。これは地元にユズの木を増やすのが狙いだ。

 国造ゆずの振興に携わる市地域おこし協力隊の阿部乃里子さん(43)は「稲田さんのイベントやカフェに確実に参加したい人は予約して」と呼び掛けている。(問)実行委事務局0761(58)2256 (吉野淳一)