ジャンル・エリア : まつり | 神社・仏閣 | 自然 | 花 | 近畿 2018年05月01日
草津市志那町の三大神社で、フジが見ごろを迎えている。最長約1.5メートルまで伸びた薄紫色の花が垂れ下がり、風が吹くたびに静かに揺れていた。
境内には樹齢400年といわれるノダフジがある。2メートル近くまで伸びる花もあることから「砂擦(すなず)りのフジ」とも呼ばれる。今年は暖かい日が続いたため、開花が10日ほど早まった。房数は隔年で増減する傾向にあり、1万房以上あった昨年と比べると少なめという。
初めて訪れた同市の公務員男性(35)は「きれいで驚いた。子どもの良い写真が撮れました」と満足そうだった。
13日まで「藤まつり」を開催中。10日までは日没から午後8時までライトアップする。開花状況によっては早期終了の場合がある。期間中は保存協力金200円が必要(中学生以下は無料)。
(鈴木啓紀)