ジャンル・エリア : エンタメ | 展示 | 愛知 2021年08月26日
主演映画「ローマの休日」などで知られる女優の故オードリー・ヘプバーンさんの生涯を紹介する写真展(中日新聞社主催)が25日、名古屋市千種区の名古屋三越星ケ丘店で始まった。9月13日まで。
タイトルは「オードリー・スタイル 飾らない生き方」。バレリーナを夢見た頃から女優デビュー時、円熟期を経て国連児童基金(ユニセフ)の親善大使として活動する晩年までを、親交の深かった写真家らが撮影した約130点を通して紹介している。
映画「尼僧物語」などの撮影シーンや車の窓から上目遣いで顔をのぞかせる一瞬、自宅でソファに横たわって家族とくつろいだり、開発途上地域で子どもと触れ合ったりする姿など。女優、妻、母親、慈善活動家といったさまざまな表情から、信念のあるライフスタイルがうかがえる。
長年の「オードリーファン」という名古屋市名東区の50代の主婦は「目の中に力と深みが感じられ、生き生きしている」と感心しながら見て回っていた。入場料は高校生以上600円、中学生以下無料。 (小松原康平)