ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 神社・仏閣 2022年09月13日
いなべ市北勢町垣内の賀毛神社で、大量のギンナンが境内を埋め尽くしている。ギンナンは自由に拾えるといい、権禰宜の民上真由美さん(72)は「参拝後に拾って、おいしく食べてほしい」と呼びかけている。
ギンナンは、境内にある樹齢約100年のイチョウのご神木から落ちたもので、民上さんによると、毎年9月から「数えきれないくらい」落ちるという。数年前から交流サイト(SNS)で発信すると、市内外から参拝客が拾いに訪れるようになった。
10月9日にある例大祭の前後まで拾える見込み。民上さんは「皮を洗って1週間ほど日に干せば、フライパンでいったり電子レンジで温めたりしておいしく食べられる。必ず本殿でお参りをしてから拾いに来て」と話した。
参拝時には、ビニールの手袋や袋の持参も呼びかけている。ご神木も秋ごろから色づき、11月下旬には見頃を迎えるという。同神社=0594(72)3443
(尾林太郎)