ジャンル・エリア : イベント | 歴史 | 福井 2018年08月03日
幕末明治福井150年博に合わせて県などは、明治維新当時から県内で営業していた創業150年以上の老舗を巡るマップを作ったり、幕末に活躍した松平春嶽らのゆかりの地を巡るクイズラリーを展開するなどしている。幕末明治期に輝いた県内の地域や人物を2つの取り組みで、県民や観光客らに親しみやすくアピールしている。
老舗マップは「福井の老舗巡り」として県観光振興課が作製。福井市、奥越、丹南、坂井あわら、嶺南の5エリアに分け、計99店舗を紹介。店舗の説明に、菓子、酒、食品、旅館、工芸品などのジャンルが一目で分かるマークと外観の写真を添え、地図上に場所を記している。
三つ折りにしてA4判になるサイズで、カラーで2万部作製。県内の各観光案内所や観光協会、道の駅、市役所、町役場などで無料配布している。
クイズラリーは県観光連盟が「幕末の地を巡る謎解きクイズラリー」として、11月30日まで実施している。福井市、坂井市、鯖江市、越前市、小浜市の各エリアごとに、養浩館庭園(福井市)などそれぞれ5カ所の「ミッションポイント」を設定。各ポイントに置いてある解答欄付きのミッションマップを入手し地域ゆかりの幕末明治期に関する三択クイズに答えてもらう。
5つのポイント全てを巡って全問正解すると、松平春嶽、由利公正、橋本左内ら福井ゆかりの10人をキャラクター化したカードの中から、1枚をもらえる。
3エリア以上クリアするとプレミアムカードがもらえるほか、抽選で各市のオリジナルグッズや特産品も当たる。
(正津聡)